2012年2月10日金曜日

カラスと共に

帰ってきた次男坊です。

昨日、今日と叔母さんの田んぼをトラクターで耕耘。
この季節はキャビンなしのトラクターの運転は体が芯から冷えます。
完全防寒態勢で望んでも、寒いものは寒い!!
写真からも寒さが伝わってくるでしょ?(笑)


耕し終わったところに黒い点々があるのがわかりますか?
みんなカラスです。本当はこの数倍の数が集まっているのですが、写真を撮ろうと思いトラクターを停止させると「ちょっとヘンだぞ?」って思うのでしょうか、サーッと飛び立ってしまうんですね。賢いもんです。

トラクターのすぐ後ろにもカラスたちは沢山集まってきます。
掘り起こされたばかりの土の中からカエルや小さな虫をいち早く捕まえるために必死です。
トラクターの周囲はまるでヒチコックの「鳥」さながらの景色。
でも決して襲って来ませんよ。反対にカラスたちと共存しているって感じがしてちょっと楽しいです。近くで見るツヤツヤしたカラスの羽はとてもキレイ。
1つの集団がサッと飛び立ったかと思うと代わりに別の集団がサッと降りてきたりしてカラスたちの社会秩序がしっかりしていることに感心したりもします。カラスに紛れて鷹がやってくることもあります。こちらは上空から獲物を狙い、サーッと降りてきたかと思うと地上に着いた時には太い足でしっかりと獲物を捉えてます。まさに一撃必殺!! すぐにサッと飛び立って彼方へ。

寒い季節、野生の鳥たちも生きるのに必死。
少ない餌に効率良くありつくための工夫と共存の風景が広がっています。

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