2011年2月6日日曜日

ホウレンソウの需要と供給量

帰ってきた次男坊です。

先日、空っぽになったホウレンソウの棟を片付け、たっぷりと潅水をしました。
このあと何を作ろうか.... と悩んだりしています。さすがにホウレンソウではないと思うのですが、「ひょっとして?!」と勘違いしそうなほどにこの冬はホウレンソウが人気です。
ハクサイやダイコンなどの冬野菜の出来がいまいち(あまり大きくならなかった)だったことも影響しているのかもしれません。次男坊のハウスも残り1棟分はホウレンソウがありますが、この調子で収穫していると思ったよりも早く終わってしまいそうです。

冬野菜の代表選手でどの農家でも必ず作るホウレンソウ。
だからこそ直売所での需要と供給のバランスをとるのがとてもムツカシイ野菜のひとつなんです。
例えば、一昨年の冬は供給量が需要を圧倒的に上回ってしまい、持ってけドロボー価格でも余ってしまうほどに悲惨な結果でした。その反動もあり、昨年は供給量が少し落ち着いて、需要と供給のバランスが程よい感じだったように思います。
で、この冬。
比較的早い時期に播種した人は、前倒し気味に収穫になったか、暑さでダメにしてしまったかのどちらか。
せっかく蒔いた種がダメになった人はこの冬のホウレンソウを諦めた可能性もあります。
今、収穫しているのは年明けの厳しすぎる寒さのえい収穫の時期がどんどん遅れている人。
次男坊は後者。どんどん寒くなってから種を蒔いてた組です。(笑)
本来ならば一番供給量が多い時期でしょうが、厳しい残暑と年末年始の異常なまでの寒さの影響が微妙に働いて、結果として良い時期にホウレンソウを出荷することが出来ている といったところでしょうか。

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