2011年1月17日月曜日

「TPPについてどう思う?」とか聞かれることがあるけれど...

帰ってきた次男坊です。

1月8日に播種したリーフレタスが温床の中でふた葉を広げてきました。
また、1月9日に播種したキャベツのプラグトレーも間もなくの様子で土が隆起してきました。
電気温床の設定温度を28℃にしているので暖かいとはいえ、芽吹くまでには時間がかかります。
温床がなければこの時期に野菜のタネを蒔くことが出来ないことを思えば電熱線やビニル被覆資材があることはとてもありがたいことですが、太陽から降り注ぐ日差し(自然な気温)で芽吹くのが本当は自然な事なんですよね。
だから早く冬が終わって春が来ないかなぁ... と思わなくもない。
でも自然環境に沿った栽培(作付)では農”業”は成り立たない(事が多い)という事実。
なんともムツカシイ。

ムツカシイといえば、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のお話。
農水省を始め、様々な農業関連のオシゴトに就いている農業従事者の皆さんは「反対」ということらしいです。TPPを受け入れてしまうと日本の農業が衰退するんだそうです。
ていうか充分衰退してますよ、TPPとか関係ないのに。
じゃあFTA(自由貿易協定)のせい? でも、それより前から衰退してませんでしたっけ?
あ、次男坊は賛成でも反対でもないです。
関係各所のエライ人たちでいろいろ話し合って程よいところに落ち着くいたらいいと思いますよ。

大丈夫、みんな笑顔でニコニコ!! なーんてあり得ないってわかってますから。
ね、次男坊は何も考えていないのでTPPについて聞かれても困るんですよ〜。

それよりもこうした世界的な協定とか約束事と日本の農業の衰退をごちゃ混ぜにすることが問題ですよ。
政治家も農政も農業従事者も消費者もみーんなでちょっとずつ間違えた。「あー間違えたかもなぁ」と途中で気付いたりもしたけれど「きっと未来は今より明るいんだろうから問題は持ち越しってことに」って見ないふりをすることにしてきて現在に至る。ってことだと思うんです。

ここはさ、農地法とかどっかーんと見直しちゃって、農家になりたい人がわけのわからないアホな苦労で時間をロスすることなく農業従事者になることが出来て、野菜を適正価格で販売することで生計が成り立つ小さな専業農家がいーっぱい増えたらいいのになぁと思っています。
いろんな考えていろんなもの作るいろいろな人が増えたら、畑もカラフルでオモシロイと思うんだけどなぁ。

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